映画「死霊館(2013年)」
今回は、数々のホラー作品の中から”実話”を基に制作された映画
ホラー界の異才、ジェームズ・ワンが映画化した作品。
『死霊館(2013年)』(The Conjuring)をご紹介します。
現時点までで『死霊館』は本編3作品、スピンオフが5作品とホラー映画の中でも超大作となっている人気ホラー映画です。
本編
スピンオフ
- 『アナベル<死霊館の人形>』(2014年)
- 『アナベル<死霊人形の誕生>』(2017年)
- 『死霊館のシスター』(2018年)
- 『アナベル<死霊博物館>(2019年)
- 『ラ・ヨローナ-泣く女-』(2019年)
死霊館シリーズをご覧になる方は、まず本編を観てからスピンオフ作品を観ると内容やストーリーが、把握しやすいと思います。
そんな全8作にもなる『死霊館』シリーズのはじまり、『死霊館(2013年)』を早速ご紹介していきます。
※ ネタバレは極力せず、ご説明できればと思います。
あらすじ
舞台は1971年のアメリカ。物語は、5人の娘と両親(ペロン一家)に飼い犬のセイディーが古い一軒家を購入し引っ越してきたことにはじまります。
引っ越して間もなく母親の体に覚えのないあざができる、時計が毎朝3時7分で止まってしまうなど、不気味な異変が起こるように。
さらに、頑なに家に入ろうとしなかった飼い犬のセイディーが亡くなってしまいます。
不安が募っていく中で、その被害は5人の娘にまで及びます。
怖くなったペロン夫妻は警察を呼ぶも
「こうした問題(ケース)は、我々の手に負えない。」
と言われてしまいますが警察の1人が、ある人物をペロン一家に紹介します。
その人物こそ『死霊館』シリーズの主人公となる心霊研究家ウォーレン夫妻でした。
夫のエド・ウォーレンは非聖職者でありながらカトリック教会が公認した唯一の悪魔研究家であり、妻のロレイン・ウォーレンは透視や霊視能力を持つ、当時テレビ出演や新聞などのメディアが取り上げるほど有名な心霊研究家でした。
ペロン一家は藁にも縋る思いで助けを求め、ウォーレン夫妻もその家の調査に乗り出すのですが、その家には悲惨な過去と怨念、何者かが潜む、邪悪な結末が待ち受けていたのでした。
作品の感想・評価
- 中古で購入した家具付きの一軒家
- 3時7分で止まる時計
- 母親の体に増えていく、無数のあざ
全てが繋がる、過去の出来事が原因のストーリー展開に加え、観るものの恐怖を煽るカメラワークや音楽も相まって、”恐怖”を最大限まで楽しむ事ができます!
個人的に、ホラー作品は邦画・洋画問わず観るのですが、シリーズ化されている映画では最も楽しむことのできた作品でした。故に、その1作目である「死霊館(2013年)」をぜひ一度観てほしいと思います。
なぜなら、2作目も3作目も、本当におすすめだからです!
幽霊や悪魔などオカルトを信じていない人も、ホラー作品にあまり興味のない方でも、実話から来るリアリティあるストーリーと、ジェームズ・ワン監督が創りだす現世界と異世界の狭間を体験してみては、いかがでしょうか。
Hulu・Netflix・ABEMAなど多くのサブスクリプションで観る事ができるので、ぜひご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。